祭典・行事

明治祭

2024年11月03日

11月3日は明治天皇の誕生日で、在位中は天長節として祝祭日でありました。
明治天皇の崩御以降、11月3日は祝祭日にならなかったが1925年に「明治節」の請願運動が起こり、二万人の署名が帝国議会に挙げられた。
そして、1927年に明治天皇が名君とされ、近代日本の礎を築かれたという功績を偲び、祝祭日に含まれた。
しかし戦後、1948年には明治節は廃止され、現在の「文化の日」として休日になっている。

文化の日とは「国民の祝日に関する法律(祝日法)」において「自由と平和を愛し、文化をすすめる」ことを趣旨としている。
これは1946年に日本国憲法が公布された日であり、日本国憲法が平和と文化を重視しているということで制定されたとしており、「明治節」とは関係なく定められたということなっているが、当時の国会答弁や憲法制定のスケジュールの変換をみると、明治節に憲法公布の日を合わせたとも考えられる。

明治祭(めいじさい)は明治天皇の遺徳を偲び、皇室の弥栄と国運隆昌、国民の安泰を祈り執り行われる。

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