お知らせ

拝殿改修工事の進捗状況について

工事事業は大部分が国の史跡指定範囲に含まれているため、事業監理を公益財団法人和歌山県文化財センターへ委託し、建物の諸調査、資料の作成、写真撮影などにあたっています。
工事は銅板屋根葺替工事、塗装工事、木工事をそれぞれの専門業者への部分請負として、施工しています。
07.唐破風銅板剥がし作業拝殿屋根解体作業09.唐破風解体中

また、神社施設の設計を専門とする日本建築工藝設計事務所にも業務を委託し、図面の作成や書務室・授与所改修の設計監理等にあたっています。
各工事関係者とは会議等を随時行い、平成二十九年十月二十七日に境内施設整備事業礼殿他改修工事起工奉告祭を執行しました。
仮設素屋根設置工事から始まる事業は同年十一月九日より着工しました。
各専門業者は各自が持ち得る技術を遺憾なく発揮し作業に取り組んでおり、拝殿の完了予定は平成三十一年三月末日を予定しております。
14.塗装掻き落とし塗装作業21.塗装作業

15.向拝柱立て木工事18.唐破風組立

 

これに引き続き、その他施設の改修及び塗装工事を行い、平成三十一年四月からは別宮社務所の改修及び塗装工事を予定しております。
現在の拝殿は昭和十六年の御造営で、その再建に際してはかつて大礼殿とも謳われた享保の御造営を参考に進められたことが残された資料から読み取ることが出来ます。

約八十年前に御造営された拝殿は屋根材の檜皮葺きから銅版葺きへの変更や、改築などを経て様々な人の「修理固成(今より良いものを)」との想いが込められて現在に至っております。

23.唐破風ルーフィング銅版葺き工事24.銅版葺き

次期の銅板葺替作業は約六十年後となるため職員一同、一時代を担うものとして「修理固成」を旗標として事業にあたり、次世代に繋げていく所存でございます。
皆様にはご迷惑、ご不便をお掛け致しますがお含み頂きますとともに、引き続きお心をお寄せいただきます様お願い致します。

 

一覧に戻る
サイトTOPへ