熊野那智大社は平成29年(2017年)に御創建1700年を迎えます

境内施設整備事業 御奉賛のお願い

那智山信仰の起源は神武天皇御東征に遡りますが、社伝によりますと御東征の折、那智山東の光ヶ峯に御神光が現れ天皇を補佐し、霊光は那智の御滝の淵底にお鎮まりになると、天皇これ御神威あらたかなるを叡感され御滝本に親らお祀りされました。その後、仁徳天皇五年(三一七年)に那智山中腹に社殿が創建され、御滝本より熊野夫須美大神をはじめ熊野十二所と御滝の神様をお遷ししお祀りしたのが、熊野那智大社であります。平成二十九年(二〇一七年)は御創建より一千七百年という大きな佳節に当たっております。

平成二十三年の紀伊半島大水害では、当社においても大きな被害を蒙りましたが、特に国の重要文化財であります御本殿については、各方面より多くの方々のご協力のもと無事復旧を果たすことが出来ました。しかしながら、国の史跡である拝殿(礼殿)については銅板屋根を始め老朽化が深刻な状況となり、早急に改修が必要となっております。その他境内建物の丹塗りの劣化や別宮の祈願所及び社務所の老朽化も目立ってまいりました。

つきましては、将来に向けた祭祀の厳修並びに世界遺産としての景観維持を図るために、御創建一千七百年を記念して、下記の通り境内施設整備事業を行うことと致しました。氏子崇敬者の皆様には本事業の趣旨を何卒ご理解頂き、熊野信仰への篤き真心をもちまして、本事業完遂のため格別のご支援ご協力を賜りますよう切にお願い申し上げる次第でございます。

熊野那智大社境内施設整備事業奉賛会

奉賛会長島 正博
宮司男成 洋三

記念事業内容

事業概要
  1. (一)、本社拝殿改修及び銅板屋根葺替工事
  2. (二)、本社拝殿、鳥居、宝物殿、長生殿、手水舎等塗装工事
  3. (三)、別宮祈願所改修及び塗装工事
  4. (四)、別宮社務所改修及び塗装工事
事業期間

平成二十九年一月一日より 平成三十一年十二月三十一日までの三ヶ年

ご奉賛の申し込み方法について

お問い合わせフォームにて「ご奉賛申し込み」の旨を書き添えていただき、ご住所、お名前などをご記入の上、ご送信願います。改めて申込書等を送付致します。

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